Plotoriaの 使い方
自分の物語に、もう一度戻るために
Plotoriaは本文をAIに丸ごと書かせる場所ではありません。作品の現在地を整理し、作者自身が次に書く一手を見つけるために使います。
最初の 流れ (最初の 30分)
完璧な設定づくりから始める必要はありません。まずは作品をひとつ作り、思い出せる範囲で現在地を置くところから始めます。
順番の目安は、①作品を作成してあらすじや創作方針を一言で書く、②思い出せる範囲で登場人物・世界観や用語・これまでの各話・張ってある伏線を登録する、③次に書きたい場面や迷っている点をアイデアメモに残す、④その状態でAIに「現在地を整理して」「次に確認すべきことは?」と相談する、という流れです。
最初からすべてを埋める必要はありません。書きながら、戻ってきたときに少しずつ足していけば十分です。
Plotoriaで できる こと (機能の 地図)
Plotoriaには、作品の情報を置いておく場所と、それを使ってAIと壁打ちする場所があります。どれも本文を書く前後の整理のための道具で、本文そのものは作者が書きます。
作品情報の置き場所として、作品概要・創作方針、アイデアメモ、登場人物、設定・用語集、構成(章で各話を俯瞰する)、伏線、各話があります。情報が増えてきたら、作品内検索で横断的に探せます。
持ち込みと持ち出しとして、既存の本文を貼り付けたりテキスト・Markdownファイルを読み込んだりするインポート、作品データのMarkdown・テキスト・JSONでのエクスポート、話数範囲を指定したEPUB・Word・テキストでの原稿ファイル出力、投稿サイト向けの整形コピーに対応しています。作品データはいつでも持ち出せます。
AIとの壁打ちは、プロット・展開、登場人物・設定整合、伏線整理、文章の見直し、再開・スランプ、全般などのテーマで行えます。各話の編集画面では、その話の本文を踏まえて相談することもできます。
登場人物の一覧・編集画面には、質問に沿って答えていくだけで設定を整理できる「問答形式」の入口もあります。各項目でAIの追い質問を任意で受け取れますが、採用するかは項目ごとに作者が選び、AIが答えを完成させることはありません。
本文を 書く 前の 整理に 使う
久しぶりに作品を開くとき、次話で何を書くか迷ったとき、キャラクターの行動に違和感があるとき、伏線や未回収要素を確認したいときに使うことを想定しています。
世界観や用語が増えて混乱した場合や、AIに案を出してほしい一方で作品を勝手に進めてほしくない場合にも、作品情報を整理してから相談できます。
Plotoriaは作者の代わりに書くのではなく、作者が書ける状態に戻るための整理を手伝います。
放置作品を 再開する
最初からすべてを完璧に整理する必要はありません。まずは「どんな作品か」「主人公は誰か」「どこまで書いたか」「何で止まったか」「次に書きたい場面」「忘れたくない設定」「AIにしてほしくないこと」を分かる範囲で登録します。
その後、AIへ「この作品の現在地を整理して」「次に確認すべき設定を教えて」「再開するならどの場面から始めるとよさそう?」「未回収の要素を棚卸しして」などと相談します。
再開時の目的は、すぐに本文を完成させることではありません。まず、作品に戻る入口を見つけることです。
AIとの 付き合い方
PlotoriaのAIは作品の共著者ではなく、作者の思考を整理するための壁打ち相手です。複数案の比較、違和感の言語化、キャラクターらしさの確認、設定矛盾の確認、伏線の棚卸し、次話の目的整理に向いています。
本文を丸ごと書かせること、出力を確認せずそのまま作品にすること、作者自身が納得していない展開を採用することは推奨しません。
AIの提案は決定ではありません。採用、編集、組み合わせ、破棄は、必ず作者自身が判断します。
AIへの 相談例 (こう 聞くと 効く)
AIは、漠然と「面白くして」と頼むよりも、整理したい一点を具体的に渡すほど噛み合います。
たとえば「この作品の現在地と、次に書く場面の候補を3つ挙げて」「主人公のこの行動は、これまでの性格と矛盾していないか確認して」「張った伏線のうち、まだ回収していないものを棚卸しして」「次話で達成したい目的を、読者視点で言語化して」のように尋ねます。
返ってきた案は決定ではなく、判断材料です。採用・編集・組み合わせ・破棄は、いつも作者自身が決めます。
既存の 執筆ツールと 併用する
Plotoriaを使うために、現在の執筆環境を置き換える必要はありません。使い慣れた執筆ツールやエディタ、メモアプリ、ローカルのファイルなどで本文を書き続けられます。
Plotoriaでは、作品情報の整理、次話前の壁打ち、キャラクターや伏線の確認、放置作品の再開相談、投稿前のコピー補助を行います。
本文を書く場所は、作者が使いやすいもので構いません。Plotoriaは、書く前に作品へ戻るための場所です。
困った ときは
各機能の具体的な操作は、ログインしたあとの画面から開けるヘルプ(使い方Q&A)で確認できます。「本文はどこで書くの?」「エクスポートの形式は?」といった疑問に、その場で答えます。
作品の権利、AIの振る舞い、データの扱いについては、創作ガイドの作品の権利について・AI利用について・プライバシーポリシーもあわせてご覧ください。
